新年のごあいさつ
2022年を無事に迎えることができて、とても嬉しく思います。
ブログを始めて、二ヶ月。色んな方の情報を支えに、少しずつブログ運営にも慣れてきています。
更新頻度が中々上げられないのが改善点ですが、文章も絵も好きなので、今年も引き続き、たくさんの創作物をアップしていきたいと思っています。
アイキャッチ画像には、縁起のいいものばかりを詰め込みました。
一富士、二鷹、三茄子、四扇、五煙草、六座頭。(富士山の上のものが六です)
これらには説が色々とあるようで。
富士は無事。家内安全といったところでしょうか。
鷹は高いとかけたそうで、成長するとか、伸び上がるとか解釈すれば、響きがいいなと思います。
茄子は成すということで、成功。
扇は末広がり。開運とか交友関係が広がるとも捉えられます。
煙草は、煙が上昇するが縁起好いとされたようなので、言うなれば出世でしょうか。
最後の座頭。剃髪した盲目の人のことを言い、毛がないことから、怪我が無いと考えられて縁起良しとなったそうです。
先人の知恵は、上手いこと考えられていて、時にはユーモアもあります。今の世にまでしっかり伝わり続けるということは、そこに何か、本当に特別な力がこめられてきたのかもしれません。
初夢を見なかった方も、今年一年がいい年になるよう願いをこめましたので、楽しんでくだされば幸いです。
全ての方にとって、いい一年になりますように。
参拝で気をつけるべきポイント
さて、新年を迎えれば、多くの方が初詣に出向くことと思います。
この状況ですから、例年通りとはいかない方もいらっしゃると思いますけれど、もし行くのであれば、守ってほしい参拝ポイントがあります。
早速、僕が教えて貰い、普段からも気をつけるようになったことを、一つずつ書いていきたいと思います。
鳥居
まず鳥居をくぐる際、必ず立ち止まり、お辞儀をします。基本的には、「お邪魔します」という気持ちを持ってしています。鳥居はネガティブなものを払う効果があるそうなので、出入り時は、厳かな気持ちでくぐることが大切です。
手水
今は使用禁止になっているところが多いでしょうけれど、手水舎での手洗いは、簡易的な禊だとされています。
柄杓で一杯すくい、左手右手、口をすすぎ、最後に柄杓をゆっくり立てて、残ったお水で柄を洗います。次の利用者への礼儀になります。
参道
社殿まで続く参道は、神様の通り道とされています。
真ん中は歩かずに、左右どちらかによって歩きましょう。
礼・拍手
社殿に立ち、二礼して二拍手、そして一礼。
この礼の中で自らの名を名乗り、住まいを伝え、いつも見守って頂いていることへの感謝を神様やご先祖様など、縁のある方へ述べます。全て心の中で構いません。
基本的にお願いごとはしません。
無論してもいいのですが、特に叶ったりはしないそうなので、それを踏まえた上でならばなんの問題もないでしょう。
なので自分の決意表明や、質問事項を伝えます。
日常の参拝であれば、「今、こうこうこういう状況で壁に当たっています、何かアドバイスを頂けませんか」と尋ねますが、初詣の際は毎年、今年一年どんな年になるか、何かお言葉があれば教えてください、と頼みます。
賽銭
お賽銭は、投げてはいけません。そっと、差し出すように入れます。
引き換えにお願いごとをするのではなく、お役立てください、という気持ちで入れることが大切です。
おみくじ
神様への挨拶を終えたあと、おみくじを引きます。
おみくじは、神様からのメッセージです。その厳かな意味合いを知った当時、抱えていた悩みについて尋ねてみたところ、まさにピッタリの返答がありました。
吉凶は気にしなくてよくて、大事なのは和歌(言葉)の部分。
言葉通りに受け取るのではなく、自分の感覚で受けた印象から読み解くのが大事だと言うことです。
ただ、あまり自分に都合のいい解釈をしても、本当の意味での解決や成長に繋がりませんので、そこは客観的に厳しく読み解くことが重要です。
時には胸に痛い答えも、期待に反する答えもありますが、自分にとっては必要な言葉でありますので、不平はもらさず、必ず真摯に受け止めて頂きたいと思います。
引いたおみくじは、大事に持っておくといいです。
時に思い出して、読み直し、軌道修正に役立てることも出来ますし、励みになったりもします。
そして、一年経ったら引いた神社に持っていき、お焚き上げをお願いします。
都合がつかない場合は、別の神社でも大丈夫です。
参拝を終えましたら、また鳥居をくぐり、お邪魔しましたと一礼して、帰ります。
まとめ
神社は普段からもよく行きます。
行くだけでとても気持ちが整い、清められるように思います。
忙しない毎日で、自分を見失いがちになっていると、不必要な凶事を招いてしまうこともあるでしょう。
そんな時には、近所の氏神様などにお参りに行き、しばらくぼんやりと風に吹かれたり、御神木を眺めたりするのもおすすめです。
おみくじがあるなら引いて、今の自分に合ったメッセージを頂きましょう。何か、前に進むきっかけを手に入れられるかもしれません。
自分の住んでいる場所の氏神様は、各都道府県の神社庁で問い合わせることが出来ます。
あまり普段お参りしない方も、月に一度くらい、習慣的に足を運んでみると、気づかなかったことや忘れがちになっている、大切な気持ちを、ふと思い出すことが出来ると思います。
ぜひ、参拝マナーを心の片隅に置きながら、素敵な神社参りをしてください。
少し長くなりまたが、本年も、「さわきの手記道中」をよろしくお願いいたします。